元東大院生、不登校を語る〜箱の外で考えて〜

小学生の頃から筋金入りの不登校だった元東大院生が不登校に関する考え方や体験を綴ります。

教育とはなんぞや

16. 授業による時間の浪費: 元不登校・東大院生から見る学校教育の諸問題②

どうも。箱の外の中の人です。 前回(15.)の後半では、教育における時間の決定的な重要性について触れました。今回はその点について、もうちょっと深掘り・展開していきます。 もくじじゃぞ 授業による時間の浪費 すでに理解している内容を教わるケース 公…

15. “教育”の過剰: 元不登校・東大院生から見る学校教育の諸問題①

ご無沙汰しております。箱の中の外の人です。 年度末・年度始めの繁忙期から間髪を入れず、4月半ばには仕事の担当が変わり、新しい分野の勉強や忙しさと疲れを言い訳にブログの更新が滞っていました。。 久しぶりに有給が取れたので更新します笑 目次ざんす…

13. 学校教育どうしてこうなった(明治からの振り返り)

どうも。箱の外の中の人です。略して箱人です(読み方は「はこんちゅ」でも可)。 箱男ではありません。ダンボールには住んでません。ちゃんと住まいがあります(わかりにくいボケですみません)。 さて、第11回の記事に、教育が必要になるのは、①「自分だけ…

12. 教育の2つの役割について(不登校体験を踏まえて思うところ)

どうも。箱の外の中の人です。 長文注意です。細切れにすれば3回分くらいの量になっちゃいました…果たして読まれるのか笑 も く じ はじめに 教育による子どもの社会化について 初等・中等教育と高等教育の役割分担説 役割分担説についての個人的見解 個性…

11. 元東大生(元不登校)が、教育の必要性を批判的に考える

やや間が空いてしまいましたが、前回の記事では、教育とはどういうものか、教育とはいかなる営みなのかをごくごく簡単ながら確認して、教育も、学習も、同じく学習することが目的ならば「なぜ教育が必要とされるのか」という問いを考えようということになり…

10. 元不登校の元東大院生が教育について根本から考えてみる

どうもです。 箱の中のそ…間違えた。箱の外の中の人です。 今回から何回かにわたって「教育ってそもそもなんだっけ?」的なことを少し真面目に考えてみたいと思います。 不登校を問題視する場合に、時として見えなくなっているのは学校教育の抱える問題なん…