元東大院生、不登校を語る〜箱の外で考えて〜

小学生の頃から筋金入りの不登校だった元東大院生が不登校に関する考え方や体験を綴ります。

2019-03-01から1ヶ月間の記事一覧

13. 学校教育どうしてこうなった(明治からの振り返り)

どうも。箱の外の中の人です。略して箱人です(読み方は「はこんちゅ」でも可)。 箱男ではありません。ダンボールには住んでません。ちゃんと住まいがあります(わかりにくいボケですみません)。 さて、第11回の記事に、教育が必要になるのは、①「自分だけ…

12. 教育の2つの役割について(不登校体験を踏まえて思うところ)

どうも。箱の外の中の人です。 長文注意です。細切れにすれば3回分くらいの量になっちゃいました…果たして読まれるのか笑 も く じ はじめに 教育による子どもの社会化について 初等・中等教育と高等教育の役割分担説 役割分担説についての個人的見解 個性…

11. 元東大生(元不登校)が、教育の必要性を批判的に考える

やや間が空いてしまいましたが、前回の記事では、教育とはどういうものか、教育とはいかなる営みなのかをごくごく簡単ながら確認して、教育も、学習も、同じく学習することが目的ならば「なぜ教育が必要とされるのか」という問いを考えようということになり…

世の中のダンサー・イン・ザ・ダーク嫌いを減らしたい…

はい。今回もタイトルに番号が付いていないので雑記です。 好きな映画とか本とかについても書いてみようかなと思って試しに記事にしてみました。 私はダンサー・イン・ザ・ダーク(Dancer in the Dark)という映画が大好きなのですが、この映画に対する世の…

10. 元不登校の元東大院生が教育について根本から考えてみる

どうもです。 箱の中のそ…間違えた。箱の外の中の人です。 今回から何回かにわたって「教育ってそもそもなんだっけ?」的なことを少し真面目に考えてみたいと思います。 不登校を問題視する場合に、時として見えなくなっているのは学校教育の抱える問題なん…

9. 不登校中のIT利用学習による出席扱いの制度設計に物申す

どーも。箱の外の中の人でやんす。 ちょっと日が空きましたが、前回の記事の続きで、不登校の子たちのIT学習支援に関する文科省へのツッコミです。ちょっと読みにくくなっちゃいました。すみません。でも色々参照しないと問題ってしっかり見えてこないんです…

8. 不登校に関する最近の政府の取組みにツッコミを入れてみる

どうも。箱の外の中の人です。 一回余計な?更新を挟みましたが、第7回の記事に引き続き、最近の不登校に関する政府の取組みについて書いていきます。 hakonsoto.hatenablog.com 前回は、(自分としては)割と褒めちぎっていたのですが、今回はツッコミを入…

記事のタイトルの番号とブログ始めた所感について

こんばんは。箱の外の中の人でふ。 でふってなっちゃった。かみまみた(元ネタ知らない人はごめんなさい)。 目次 本ブログ記事のタイトルの数字について ブログを始めて思うこと(雑感) 本ブログ記事のタイトルの数字について 今日の更新は、タイトルに番…

7. 不登校に関する最近の政府の取組みについて調べてみた

どうもです。閲覧ありがとうございます。箱の外の中の人です。 たまに、「箱の中の外の人」と書きそうになります。それじゃ普通に箱の外じゃんね。 さて、本日は、不登校に関する最近の政府の取り組み状況について、調べて書いていきたいと思います。一言で…

6. 不登校に関する文科省の最新調査結果をまとめてみた

今回は、不登校の現状を把握しておくために、文部科学省の2つの調査の結果を少し詳しく見ておきたいと思います。最新と言っても、不登校だった子への追跡調査の方は5年近く前に公表されたものですが(不登校だった時期にいたっては12年も前。干支が一周し…